朝倉染布/風呂敷の生地種類

 

●風呂敷の生地種類

1.平織とは
平織とは最も基本的な織り方で、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を一本ずつ交互に組み合わせています。
糸の交差点が多いため、硬めのものや張りのあるものになりやすいですが、しっかりとした織物に仕上がるため、比較的丈夫で摩擦にも強い傾向があります。
織り方も簡単なため、広く応用されています。
※超撥水風呂敷ながれの96cm角のサイズであればバケツ1杯(約10リットル)の水を包むことが可能です。

2.アムンゼンとは
アムンゼン生地は表面が梨のように少しだけデコボコしており、ざらっとした感じがあるのが特徴です。「梨地」とも言われています。
丈夫で軽いという特性上様々な用途にご活用頂けます。
※アムンゼン生地は糸に撚りを加えてあります。
 したがって織目の間隔が大きい為、超撥水風呂敷ながれの平織と違って水を包むことは出来ません。
 (水をはじくことは出来ます)

3.ちりめんとは
ちりめん生地は着物などの和服でよく使われる高級生地で、布の表面にしぼ(小さいちぢみ)があるのが特徴です。
当社のちりめんの素材はポリエステルですが、柔らかでしなやかな風合いはそのままとなっており、凸凹の乱反射により、プリントの豊かで深みのある色合いが表現されますので、華やかな用途などでご活用頂けます。
※ちりめん生地は糸に撚りを加えてあります。
 したがって織目の間隔が大きい為、超撥水風呂敷ながれの平織と違って水を包むことは出来ません。
 (水をはじくことは出来ます)

4.サテンとは
サテン生地はワンピースやドレスなどでよく使われる生地で、表面が滑らかな手触りで光沢があるのが特徴です。
平織に比べて比較的摩擦には弱い傾向がありますが、美しい光沢と柔軟性が平織にはない部分です。
サテンと言えば昔はシルクが主体でしたが、最近では当社のようにポリエステルなど光沢のある織物の総称となっています。
※サテン生地は超撥水風呂敷ながれの平織に次いで水を包めます。

 
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